英会話クラスだより +

赤毛のアン快調にスピードアップ?(E04)

赤毛のアンは、ここにきて(第2章の後半)、快調な進展を見せています。
マシューと女の子の会話(女の子の一方的なしゃべくり)が、ほとんどを占め難しい表現が少ないこともあるのですが、Hさんが確実に準備をされている事が大きいです。

この第2章は、文法的に説明しようとすると、かなり難しい表現があるのですが(少なくとも1か所は確証が得られていないところがあります)、それでもスピードアップできているのは、講師と言うよりも生徒様の取り組み様に負うところが大きいですね。
この調子で行くと、1クラスで1章仕上げるのも夢ではないかもと思いますが、講師側でのクラスの質の向上にますます責任が出てくるのも事実です。

今週のクラスの後2週間の休みがあるので、その間にじっくり考えることができれば良いのですが。

Chapter II – Matthew Cuthbert is Surprised(E04)

本日から第2章が始まりました。
マシューがBright River駅に「少年」を迎えに行く、物語初めの山場です。楽しみです。個人的にはこの章が一番好きですが、モンゴメリはアンの人となりを読者に徹底的にたたきこんでくれます。

Hさんには申し訳なかったのですが(反省しています)、物語に出てくる植物にこだわってしまいました。
”wild plum”は、野生のスモモと捉えがちですが、そうではないのではないかと、「自説」を紹介(押し売り?)してしまいました。
英語の“wild plum” は、1) Prunus(サクラ属) と2) Amelanchier(ザイフリボク属)のいずれかを指します。特にPrunus (サクラ属)のPrunus americana(アメリカンプラム=野生のスモモ)を指すことが特に多いようです。けれどもこのアメリカンプラムは、観賞用であると同時に料理用としても重用される種なので農地の中で管理されて栽培されるようなので、マシューが駅に向かう途中に地平線が真珠色にかすんで見えるほどたくさん野生していたとは思えないのです。(通常アメリカンプラムは果樹として栽培され、人間の管理を逃れたものが野生として育ちます。Anne of Green Gablesの中では、apple orchard の話は出てきてもcherry orchard の記述はありません。)なおかつ、アメリカンプラムは合衆国のミズーリ州で3月に開花します。ミズーリ州の3月は、平均最高気温が13℃程度です。その一方PEIの6月の平均気温は20℃を超していると思われます(7-8月平均気温が約26℃)。どう考えてもアメリカンプラムは6月のPEIで開花しそうにはないどころか、花の時期はとっくに終わっていそうです。さらに決定的なことに、アメリカ農務省(USDA)のデータベース(NRCS: Naitonal Resources Conservation Service)で調べると、アメリカンプラムはPEIには自生していません。

一方Amelanchier(ザイフリボク属)の1種Amelanchier canadensis(ジューンベリー)は、PEIに自生し、湿地にも適性(hollow の土壌は湿り気が高いと仮定)があり、開花時期もミズーリの4-5月(23-30℃)でPEIの6月の気温もその範囲に入ります。また、花のつき方は枝先に幾つかの花が固まっているので“hang out”という表現に似つかわしい咲き方のように思われます。

・・・ということで、きりがないのですが、Anne of Green Gableswild plumCanadian serviceberry (ジューンベリー)であると信じる理由は山ほど?あります。
英語そのものには関係のない話ですが、物語を読むときはその言葉が表すものを正確に再現できなければならないので(ある程度の個人の解釈は入ってきますが)少しこだわってしまいました。

・・・そういえば、前回の宿題だった“There’s risks … “の文法上の扱いについて説明するのを忘れていました。すみません。

最近、ブログを更新していないと痛いところを指摘されましたので、これから、少し頑張ってちょくちょく更新するようにします。その時にまた、「こぼれ話」ができるかもしれません。もちろん、“There’s risks … “についてはクラスの中でフォローしていきます!

Chapter 1 Part 3 (E04) 2/28

この日は、クラス冒頭で話しすぎました。

ですが、それ以外は、わりと問題もなく前に進んで行きました。
もっとも、The sun came warm and bright.The sun shone brightly and warmly.の組み合わせは良くて、The sun came warmly and brightly.The shone bright and warm. が変だという確定的な説得力のあるエビデンスを出すことはできませんでしたが・・・。

第1章でconscienceMatthew had never been known to volunteer information. と合わせて、3つも解決に時間がかかりそうな宿題を抱えてしまいました。

それでも、ここらあたりの問題は英語の芯に近い事柄だという気がするので、クリアにすればそれ以降得るところは大きなものになるかもしれません。

第1章も8分の3を終了

第1章も1/4を終了しました。
Hさんにも満足してもらっているのでしょうか?
今日は、

  1. 「Matthew がカブの種をまいていたはずだった」という「~ ought to have been sowing ~」の文を過去推量として頭から読むのは表現面で問題がある(文脈上は大きな問題ではありませんが)ということ
  2. Matthew の”… to volunteer information ….”という「to 不定詞」を使った構文に対する違和感??

に取り組みました。

1 は、理解していただいたと思いますが、2 には異質なものを感じるようです。次回では同様な構造の文をいくつか用意して感覚をつかんで頂けるようにしたいと思います。

前回終了時の解決に長い時間がかかるのではないかと心配していたレイチェル夫人の”knitted quilt”は、意外にも早い解決を見ました。”quilt”は「刺子」のような「キルト」ではなかったようです。やはり同じような疑問を持つ人が世の中に入るようで、数年間の調査を得て2010年に結論を得ています。
“Anne of the Island”と”Anne’s House of Dreams”に”Anne of Green Gables”の”quilt”が言及されているのですが、そこまで読んで初めて”quilt”は”cotton warp spread”つまり”cotton yarn”で編んだ”bedspread”または”counterpane”であることが分かります。
どうも正方形/長方形の布を編んでそれをつなぎ合わせたベッドカバーだったようです。
生徒のHさんもNHKの情報でその事実を確認していたようです!さすがです!

今日は、Part 2の半分ほどを終えました。
次回が楽しみです。

Chapter I – Mrs. Rachel Lynde is Surprised (Part 1)

2回目の”Anne of Green Gables”。

順調に進んでいます。・・少なくとも講師はそう思っています(笑)。
とはいってもいくつかの問題が・・。
マシューの種まきの過去推量を文法的に納得してもらえる論理的な説明ができなかったので、次回の宿題となりました。
この過去推量に関しては、日本の文法書の誤り(または誤解を誘発する記述)だと思うのですが、納得していただくためには、論理的な強力な説明が必要です。でも楽しいですね☆
他にも1~2あありますが、一番の問題は、なぜ、リンド夫人はキルトを「編んで」いたかです。そう、キルトは縫うものであるはずなのに”knit”を使っているのは納得がいきません。実は、この点は今の今まで気がつかなかったのですが、今回クラスの準備をしていて初めて気がつきました。
この回答を得るには長い努力が必要になる予感がします・・・。でも、回答は必ず得ようと思います!

今のペースだと大体1章終えるのに2カ月かかりそうですが、クラスはかなり充実しています。
基本的に生徒様(Hさん)に読み下していただいて1文1文頭から訳していきます。
そのあい間に文法の説明、事物の説明を行います。物語の文章からできるだけ生き生きと情景を描写していきます。

今週も楽しみです!

ぜひ見学に来てください!

・・・・そうそう、当日は大雪だったのでおかげで靴がびしょびしょになりました★

原書で読むグリーン・ゲイブルズのアンの始まり

2月6日のお試しクラスの開催の結果、『グリーン・ゲイブルズのアン』を原書で読むコースが正式に開始することになりました。

お試しクラスは、そのまま第1回目のクラスとなりましたが、当面は生徒様1人のOne on Oneの形の運営になります。(生徒様募集中!笑!)
第1回目は”Chapter 1: Mrs. Rachel Lynde Is Surprised”の初めの2段落を終えました(“…. anybody who went out of it and into it had to pass over that hill road and so run the unseen gauntlet of Mrs. Rachel’s all-seeing eye.”まで)。

初めにネイティブの朗読音声を聴いていただき、その後は1文1文頭から訳していきます。
生徒様(H様)に訳していただき、分からないところや疑問点があれば解説・説明をします。植物や川の様子、布地などはできるだけ写真やイメージを利用して解説していきます。

ほぼ日本語主体の解説で、言葉の元来の意味や実際の情景を思い浮かべていただけるように解説したつもりですが、いかがだったでしょうか?

少なくとも講師は、楽しい時間を持つことができました。来週が楽しみです。

2月は14日から金曜日14:00からあと3回、3月以降もなるべく同じ時間帯に開講するように致しますが、教室の空き状況によっては開講日が変動(水-金: 10AM – 5PM間)することがあります。