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植物: スペックルド・オルダー

『グリーン・ゲイブルズのアン』の一番初めにでてくる名誉ある植物です。


レイチェル・リンド夫人が住んでいるのは、ちょうどアボンリーの大通りを下って少しくぼ地になっている、ハンノキとフクシアに囲まれているところで、カスバートの森から流れ出ている小川が横切っていた。


「ハンノキ」というのが実は「スペックルド・オルダー」です。

「ハンノキ」も「スペックルド・オルダー」も同じハンノキ属の品種なのですが、「ハンノキ」は、日本、朝鮮半島、ウスリー、満州に分布するハンノキ属で、日本では全国の山野の低地や湿地、沼に自生します。

一方、「スペックルド・オルダー」は、北米北東部に分布するハンノキ属で、プリンス・エドワード・アイランド州ではふつうにみられます。ただし、ハンノキ属の品種グレー・オルダーの亜種なので、「ハンノキ」から見ると、兄弟や姉妹ではなくて、甥や姪にあたります。

「ハンノキ」と聞いてすぐにイメージができる人は少ないと思います。
それならば、「スペックルド・オルダー」の写真を参考にしてどんな場所にレイチェル夫人が住んでいたか想像して下さい。あきらかに、「ハンノキ」とは見た目が違います。
樹高はどちらも15~20mとほぼ同じですが、「スペックルド・オルダー」は、もっとこんもりとしていますね。そんなところの近くにレイチェル夫人は住んでいました。

後の風景は、アンが言うであろうように「想像をふくらませてみる」だけでしょうか。